日本口腔顔面痛学会(Japanese Society of Orofacial Pain)は、口腔顔面痛に関する臨床医学と基礎研究の発展のために組織された学会です。痛み、特に慢性痛は患者の主観的な問題ととらわれがちですが、この会では、痛みのメカニズムを明らかにし、治療に結び付けるための研究、意見交換に取り組んでいます。口腔顔面痛を科学的に検討するためにこれまでに集まった参加者の専門分野は、臨床歯科医学各分野はもちろん、基礎医歯学分野、脳科学、精神・心理領域まで多岐にわたります。
2000年に口腔顔面痛懇談会が設立され、2006年4月1日から口腔顔面痛学会と発展して活発な活動を展開しました。
2009年には口腔顔面痛学会とJapan Academy of Orofacial Painが合併して日本口腔顔面痛学会が誕生しました。口腔顔面痛が日本に定着するにいたり、一層活動が高まり、2013年4月には日本歯科医学会認定分科会に加盟しました。
そして2016年10月21日、一般社団の認定を受け、一般社団法人日本口腔顔面痛学会として新たな一歩を踏み始めました。これまでも多岐にわたる数々の社会的な大きな意義のある活動を行ってまいりましたが、今後はこれら活動に法人としての社会的な裏付けを持つことができ、法人格を持つ学会として私共の意見、見解はより効果を発揮するようになり、私どもの役割がますます重要になってきます。
設 立 | 2000年4月1日 | |
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会員数 | 正会員836名、準会員76名、名誉会員10名 計922名 2023年8月現在 | |
役 員 | 役員名簿 | |
理事長 | 小見山 道 | (日本大学松戸歯学部クラウンブリッジ補綴学講座) |
常任理事 | 松香 芳三 村岡 渡 |
(徳島大学大学院医歯薬学研究部顎機能咬合再建学分野) (川崎市立井田病院歯科口腔外科) |
理 事 | 臼田 頌 大久保昌和 大野 由夏 小見山 道 金銅 英二 西須 大徳 坂本 英治 佐藤 淳 篠田 雅路 島田 明子 土井 充 野間 昇 松香 芳三 村岡 渡 山﨑 英子 |
(慶應義塾大学医学部歯科・口腔外科学教室) (日本大学松戸歯学部有床義歯補綴学講座) (明海大学歯学部病態診断治療学講座 歯科麻酔学分野) (日本大学松戸歯学部クラウンブリッジ補綴学講座) (松本歯科大学解剖学講座) (愛知医科大学医学部疼痛医学講座・運動療育センター) (九州大学歯学部顎口腔外科) (北海道大学大学院歯学研究科口腔病態学講座口腔診断内科学教室) (日本大学歯学部生理学講座) (大阪歯科大学附属病院高齢者歯科) (広島大学大学院医歯薬学総合研究科病態制御医科学講座(歯科麻酔学)) (日本大学歯学部口腔診断学講座) (徳島大学大学院医歯薬学研究部顎機能咬合再建学分野) (川崎市立井田病院歯科口腔外科) (山﨑歯科クリニック) |
監 事 | 今村 佳樹 牛田 享宏 佐久間 泰司 |
(日本大学歯学部口腔診断学講座) (愛知医科大学医学部疼痛医学講座・運動療育センター) (大阪歯科大学歯学部医療安全管理学室) |
顧 問 | 岩田 幸一 佐々木 啓一 和嶋 浩一 |
(日本大学歯学部生理学教室) (公立大学法人宮城大学学長・副理事長) (元赤坂デンタルクリニック) |