口腔顔面痛専門医は本学会の中核をなす資格です。
口腔顔面痛および関連領域の医学知識と臨床能力を持ち、地域医療において口腔顔面痛診療の普及と指導を担う能力を有する歯科医師・医師です。
口腔顔面痛専門医を希望する者は、申請時に下記の各号全てに該当することを要しますが、毎年春頃に行われる口腔顔面痛専門医筆記試験に先に合格する必要があります。

(1) 日本国歯科医師または医師の免許を有すること

(2) 5 年以上継続して正会員あるいは準会員であること

(3) 歯科医師法あるいは医師法第 16 条の 2 に規定する臨床研修(以下、卒直後研修)修了 後、研修施設等で通算して週 3 日以上5年以上臨床研修をしていること。なお研修履歴 は入会日以降に限り、また研修施設等が認定された日以降に限る。

(4) 本会専門医制度等施行細則に定めた基準に従い、口腔顔面痛の各分野について、まんべ んなく研修していること

(5) 口腔顔面痛専門医筆記試験に合格し、合格証の有効期限内であること


上記の基準を満たした者に対し、口頭試問を行います。口頭試問は口腔顔面痛専門医としてふさわしい知識、技術および人格を備えているかを判断します。
細則等の詳細は必ず、学会の規則をご確認ください。